長く続いてきた超低金利に変化の兆しは見えてきました。
背景には、日銀の金融政策の微妙な方針転換があります。昨年7月長期金利の変動幅の
許容ラインを広げたことによって、長期金利が若干上昇しやすくなっています。
また、米国の利上げで日米の金利差拡大による円安基調にあったことも、
株高や金利上昇の環境要因となりました。
フラット35など固定期間が長い住宅ローン金利も上昇する局面が増えてきました。
短期金利に連動する変動金利は、過去最低水準を維持していますが、
今後の住宅ローン金利の動きには注意が必要です。